こんにちは、工房志楽の小松です。
今回は既製品の扉をアンティークにリフォームさせます。
まずは下の写真。リフォーム前の扉です。MDFにポリ合板が
貼りつけてあるよく見る扉です。

その扉に杉のアンティークな化粧板(3mm)を貼りつけましたのが
下の写真です。

アンティークな扉を製作する方法として、3mmの板を張り付ける
方法は加工しやすく、反り等の問題が出にくいといったメリットが
あります。
通常こういったのはツキ板とよばれる木を厚さ0.2mmくらいに薄く
スライスした物を使うのですが、薄くて表面に凹凸を付ける事がで
きません。
アンティークの風合いを出すためには表面の凹凸が無いと面白く
ありません。3mmの厚みがあれば、木の凹凸がしっかりと出て、
いい雰囲気に仕上がります。
また、既存の扉をそのまま再利用も可能で、コストを抑える事が
できるなど、いろいろと使えそうです。
では。