こんばんは、工房志楽のこまつです。
新しいレンガ風タイルの製作をしています。
アンティークなレンガの雰囲気を再現するために、日々試作を繰り返してきた
結果、上記のような製品が仕上がりました。
本物のレンガは重いし加工にも手間がかかり、施工は難しい。
そこでレンガ風タイルというのがあります。軽量で加工も手間がかからない。
施行が簡単で、店舗や住宅に幅広く使える商品です。
でも、、、
本物のレンガの質感を再現できていませんでした。
レンガ風タイルには焼き物(セラミック)系とセメント系があり、うちはセメント系
のレンガ風タイルを製作しておりました。
セメント系の特徴としては、本物のレンガから型をとるので、細かい凹凸まで
正確に再現する事ができます。ただし、レンガの深みのある色合いを再現す
る事ができませんでした。(セメントに色を付けて製造するため、数種類の色を
使うのですが、それぞれの色がどうして均一で、深みの無い色になってしまい
ます)
そこでどうしたもんかと。
3年間いろいろな方法を試しては失敗し、その繰り返しの結果が、上の写真です。
セメント系のレンガ風タイルでありながら、本物のレンガ(特にアンティーク)の
雰囲気のタイル。
少し近づけてきました。
さて、作ったはいいけどこれどこに貼ろう。。。
工房志楽