初めに
工房志楽ではお客様のご要望により様々な製品を製作しております。またデザインに関する素材の研究開発・実験もしております。それらの事例をご紹介いたします。
No31:ウッドブロックタイル★New
古材の表面の凹凸は素晴らしいデザインです。
木は何十年もかけて表情が変わっていきます。
ひび割れ、痩せていき、それでもなお強い表情を持ち続けます。
その古材の表情は、私たちの心に響き伝わる物があります。
そんな表情を、木とは真逆の素材、コンクリートを使って表現したい。
そうする事で、どんなデザインが生まれるのか見てみたい。
そう思い試作したのが「ウッドブロックタイル」です。
古木とコンクリート、私たちはその表情がとても気に入りました。
なので、この表情、デザインを共有できるよう商品化してまいりたいと思います。

No30:杉のウッドパネル
杉材で作る、ウッドパネルの製作事例です。
杉の材料を細かく切断し、パネルにしていきます。パネルのサイズは幅120㎜長さ900㎜~1300㎜で製作しました。
1つ1つのピースの大きさによって雰囲気が変わります。下記は商品として製作した物です。
テストで製作した物はこんな感じでした。1つのピースの幅も広く、長さも長いです。
そこから、イメージを変更して再度試作。1つ1つのピースが小さくなりました。
そして、ピースの高さ(厚み)の差と長さを調整して製作しました。
パーツの厚み、幅、長さによって雰囲気が変わります。また、ランダムに組んでいくのもポイントです。デザインに合ったウッドパネルを選びましょう。
また、今回は継手が綺麗に仕上がるように製作しました。(動画時間:3秒)
No29:樫の木エイジング加工実験
樫の木のエイジング方法の一例をご紹介です。
もともと表面が古材感たっぷりの樫の木だったのですが、そのままでは反ったりひねったりしているの使えません。
そこで、表面を削って真っすぐにするわけです。しかし、表面を削ると木の素地になってしまい、エイジング感が無くなってしまいます。
そこで、硫酸化第一鉄5gと水100gを混ぜた液体を塗っていきます。
すると表面の色が変わり、グレーがかった色合いに変化します。
写真の右側の色の濃い部分は2度塗りした部分になります。硫酸化第一鉄の濃度、回数によって色合いが変わるんですね。写真だと少し分かりにくいですが、古材の風合いが出る面白い方法です。以上、実験でした♪
No28:コンクリートブロック風タイル 白塗装
お客様のご依頼により、コンクリートブロック風タイルにホワイト色を吹き付け塗装しました。
表面の凹凸をいかした塗装にするためには、あまりべた塗りをするのではなく、吹き付けで薄めに塗料をのせていく方が、シャープな印象を残せます。
刷毛で塗装する場合には、塗料を薄めて塗っていく方がいいのですが、凹凸の深い部分へ均一に塗装するのは難しいです。
No27:錆びたアイアン風ロゴ
アイアン風のロゴを制作してみました。
文字をセメントで制作し、そこから塗装して錆びたアイアン風のロゴの出来上がりです。
裏面は塗装していないのでセメントの色が出てます。セメント造形ではいろいろな形状を作ることができます。錆びた鉄の表面を細かく再現する事もできるので、リアルな質感のロゴを制作する事ができます。
工房志楽では、セメント造形に使う型を制作するところから、塗装して製品にするまでの全工程を行う事ができます。自社で全てできるため、様々な試作品を製作することができ、そこから新しい商品開発へと繋がっていきます。
No26:ミルクペイントを使ったアンティーク塗装
ミルクペイントを使ってアーリーアメリカンのアンティークな雰囲気を再現!
ミルクを原料としたミルクペイント。そのミルクペイントにひび割れ塗料を組み合わせてアーリーアメリカンのアンティークな雰囲気を再現しました。
DIYも可能な手軽な方法なので製作方法をお伝えしたいと思います。ちょっとした工夫でよりリアルに仕上がる、そんな工夫もあります。デザインの幅が広がるDIY!。ご参考になれば幸いです。
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★製作方法を確認する。No25:錆びた鉄風の看板
錆び色塗装で制作したロゴです。
文字をレーザー加工機で制作し、錆び色塗装で仕上げました。工房志楽のレーザー加工機は厚さ最大10㎜まで切り抜きが可能です。今回は厚10㎜の立体的なロゴを制作しました。
厚みを厚くしたい場合は、10㎜を2枚重ねて接着すれば、20㎜厚のロゴが製作できたりもします。
切り抜いた文字の表面に凹凸を付け、錆び色塗装をして完成です。ロゴのカットからさび色塗装まで工房志楽で行っております。
裏のアンティークなレンガ風タイルも工房志楽製作です。やはり自社製品、とてもマッチしています(笑)。
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No24:エイジングフローリング★New
パインのフローリングにアンティーク加工をしました。
無垢材のため木目が1枚1枚異なり、飽きる事のない、長く使える床面として、店舗等で人気のフローリングです。
うづくり加工からエイジング加工、そして塗装まで一貫して行っております。
支給いただいた材へアンティーク加工を行う場合と、材料からご準備する場合のどちらも対応可能ですので、デザインにご興味のある方はお気軽にお問合せ下さい。
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No23:アンティーク風な吊戸棚
オーダーメードで製作したアンティーク風な吊戸棚です。
アンティークな化粧梁「オールドシダービームス」と同じアンティーク加工した杉材で製作しました。お客様からのご要望で特注色にて仕上げております。
全国発送可能です。
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No22:ツーバイ材で製作した化粧梁
ツーバイ材で製作した化粧梁です。
素地を研磨しプラネットカラー(自然系塗料)で仕上げました。松系の樹木なので浸透性の塗料は色むらになりますが、ほどよい濃淡で仕上がります。
No21:アンティーク風になる羽目板
左が塗装する前の羽目板(杉)です。そして右が塗装後の羽目板です。
自然系塗料を塗って、ふき取るだけ。それだけで、ちょっとアンティークな感じに仕上がる羽目板です。
この羽目板には表面が荒くなる加工をしています。そのため塗料の染み込みムラができ、アンティークな感じに仕上がります。
普通の羽目板は表面を綺麗に仕上げているので、塗装しただけではなかなかこの風合いを出せません。今回は、羽目板を製作する工程を工夫し、表面を荒く仕上げる事ができました。表面を荒く仕上げているので、塗るだけなのに簡単にアンティークな雰囲気が出せます。それでいて実加工が付いてますので、施工は通常の羽目板と同じように行う事ができます。
自分で塗ってみたい方はご連絡下さい。無塗装のサンプルをお送りします。
No20:扉をアンティークに化粧直し
既製品の扉にアンティークな化粧板(3mm厚)を貼りつけました。アンティークな扉を製作する方法として、3mmの板を張り付ける方法は加工しやすく、反り等の問題が出にくいといったメリットがあります。
また既存の扉をそのまま再利用も可能で、コストを抑える事ができます。
No19:杉のうずくり羽目板塗装品
杉の羽目板にうずくり加工をした後に、塗装して仕上げております。綺麗な仕上がりの一品です。
No18:うずくりの杉板
杉の板を2枚接ぎ合わせ、うずくり、クリア塗装で仕上げた平板です。幅1200㎜くらいまで製作可能です。
No17:アンティーク風な扉
杉で製作した扉です。アンティーク風に仕上げております。今回は扉だけの製作です。
No16:化粧梁の加工事例
オールドシダービームス(化粧梁)の加工事例です。既存の梁と重なる部分に切り込みを入れて製作しました。
No15:パインのカウンター
パイン材を使ったカウンターです。うずくりで木目をだし、エイジング塗装を行ってL型のカウンターを製作しました。
材は集成材を使用しています。
どの程度の加工を行うのかは、お客様の
希望によって変えております。
No14:アンティークなフローリング(パイン)
パインのフローリングにアンティークな加工を行いました。
ワイルドな住宅、又は店舗におススメです。支給材での加工も可能です。お気軽にお問合せ下さい。
No13:うずくりのみの無塗装化粧梁
普通の化粧梁です。無塗装で表面はうずくりで仕上げてあります。
また、底面は板厚20㎜を、側面には板厚10㎜の材料を使用しております。
あまりにも写真では分かりにくいので、サンプルお作りします。ご要望がありましたらお気軽にお問合せ下さい。
No12:木口塞ぎ
BOX型の化粧梁の側面を塞ぎ、横から見たときに1本の梁のようみ見える加工です。化粧梁の側面が見える場合には、このように木口塞ぎを行うことが可能です。
No11:化粧梁のななめカット
棚の付いた火打ちを隠すための化粧梁です。端部を斜めにカットし、現場で取り付けやすくしております。
また、一部をビス止めにして取り外すことができるようにしてあります。
No10:一部BOX型の化粧梁
手前側はBOXフタ型の形状ですが、奥側はU型タイプの化粧梁となっております。天井高が変わるところに使うためこのような形状になりました。
手前側の部分はU型に板接ぎすることによってBOX型にしました。材料の無駄もなく、木目を合わせる事によって綺麗に仕上がります。そして 1枚の板から製作する場合にくらべてお値段を抑えることができます。
No9:アンティークな羽目板
杉板を使ったアンティークは羽目板です。壁面には羽目板を使いますが、その羽目板をアンティークな雰囲気に仕上げる事が可能です。
No8:8角形のアンティーク化粧板
アンティークな化粧板を8角形に加工。さらに中心に穴を開けております。こういった加工も可能です。
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No7:白ペイントで塗った化粧梁
アンティークな凹凸を持った化粧梁を、白ペンキで仕上げました。表面にはうっすら木目が現れ、木の雰囲気をほのかに漂わせています。
カラーが豊富なミルクペイントを使えば、化粧梁を自分好みの色に仕上げる事も可能です。
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No6:シルバーグレイに色あせた雰囲気の化粧梁
外部で色あせた古材の雰囲気を再現した化粧梁です。グレーの色あせた色合いや、木の表面が年月とともに削られ凹凸となった表面を再現した化粧梁(化粧柱)です。ご要望に応じて製作・サンプルのご提供いたします。
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No5:突角タイプの化粧梁
アンティークな化粧梁「オールドシダービームス」の突角タイプでの製作例です。
U型やBOX型といった形状の場合、通常面取りを行います。しかし、面取りをせず角のある雰囲気で仕上げる事も可能です(突角タイプと呼びます)。
突角にすることによって化粧梁(化粧柱)をシャープに見せることができます。
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No4:杉を使ったアンティークな木製ロッカー
アンティークなロッカーを製作いたしました。「オールドシダービームス」と同じ加工をした杉材で製作したロッカーです。
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No3:杉 アンティーク加工した化粧棚
アンティークな化粧梁「オールドシダービームス」と同じ加工をした杉材で製作した戸棚です。天板や扉も同じ雰囲気で仕上げております。店舗の什器として製作しました。
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No2:杉 U型化粧梁 無塗装 アンティーク加工無し
アンティーク風の加工も、塗装もしていない、杉の木目、木肌をそのまま活かした化粧梁です。突角に仕上げ、角材のように見せております。
無塗装のため、現場でクリアー塗装も可能ですし、着色することも可能です。また、無垢材でできておりますので、鉋掛けも可能です。
No1:浮ずくり仕上げの化粧梁
杉の木目を浮き出させる「浮ずくり加工」を施し、塗装仕上げとした化粧梁です。
突角仕上げとし、和風のデザインに合う化粧梁です。このタイプは無塗装での出荷も可能です。